職人・岩山義輝のプロフィール
■若い社員の技術指導をお願いしております「職人・岩山義輝プロフィール」

新潟県三条市出身 昭和9年生まれ
三条の剪定鋏の元祖といわれる、岩山鋏製作所の初代 岩山長次郎の四男として生まれる。16歳ころから兄の継いだ工場で働き始め、手造りで仕上げていく剪定鋏の製造方法を習得するため修行の日々を過ごす。
29歳頃、工場を継ぐことになる。当時は10人位の職人と共に手造りの鋏を製造していたが、晩年は一人で手造りの剪定鋏にこだわり、機械加工の製品とは違い、手造りにしかだせない味のある逸品を製造し続けた。
引退を決意したころから「技術の継承」を考えるようになり、引退後かねてから交流のあった小林製鋏(株)に、自身の長年培ってきた手造りの剪定鋏の製造方法を継承する。
継承し終えた現在でもたまに顔をだし、鋏の製造について相談にのっている。
■岩山氏の製品
■岩山鋏製作所の歴史
・昭和 2年 新潟県三条市にて岩山長次郎が創業以前より手掛けていた剪定鋏の製造を本格的に始める。
・昭和12年 長次郎の死去に伴い、2代目に長男が後を継ぐ。戦争で一時中断。
・昭和21年 工場再開。
・昭和26年 3代目に次男が後を継ぐ。
・昭和38年 4代目に岩山義輝が後を継ぐ、この頃から初代(長次郎)の生まれ故郷の山形県にある「月山」の名をとって『新月山』の登録商標を使用するようになる。
・昭和40~50年代 剪定鋏のほかにも、火づくりで鋼付けをした刈込鋏も製造する。この頃から交流の深かった小林製鋏の小林賢次が三条木鋏組合の組合長になり副会長を岩山義輝が務める。
・昭和60年~ 剪定鋏と株切鋏に商品を絞込み製造する
・平成13年 仕事を引退する。手造りによる剪定鋏の製造方法を全て小林製鋏(株)に継承する。
